モテ男の行動を観察すると、女性に対して時々厳しい言葉や冷たい言葉を投げかけます。
「お前馬鹿じゃねーの」に代表される「女性への厳しい言葉」はどうしてモテ効果があるのでしょうか?
これは乙女ゲームをやってみれば一目瞭然です。
乙女ゲーにおいて、この様な「女性を小馬鹿にする態度を取る男性キャラ」は、ただ女を小馬鹿にして終わるわけではありません。
小馬鹿にした後、必ず女性に対するフォローやサポートを入れます。
その女性の気持ちに寄り添って、馬鹿にしながらも優しい対応を取ってくれるのです。
そのギャップに女性は萌えているわけですね。
モテる男はただ優しいだけではなく、女性を小馬鹿にする発言をします。
女性に対して冷たい態度を時々は取りながらも、基本は優しい、頼りがいがあるというスタンスを貫いているのです。
これが「女性に対して冷たい言葉を投げかけるのにモテる男」の作戦なのです。
このテクニックは簡単なので「よし、早速やってみよう!」と思いましたよね。
でもちょっと待ってください。
絶対に触れてはならないタブーというものがあります。
それは「女性が気にしている身体的特徴」を馬鹿にする事、です。
これだけは、どれだけ優しいフォローやサポートをしたとしても絶対にやってはいけません。
具体的には、例えば女性のお尻が大きいとか、おっぱいが小さいとか、目が小さいとか、目が一重だとか、太っているとか、口が臭いとか、そういう事です。
これに関して小馬鹿にしてしまった時点で、その女性と仲良くなる事はできないと考えてください。
これを「デリカシーがない」というのです。
モテる男は、女性が気にしている点を馬鹿にしたりはしません。
それ以外の「どうでもいい事」に関して軽く馬鹿にしたりしながら、それ以上に優しい言葉をかけていくというモテテクニックを身につけましょう。
非モテ男子・モテない男の性格的な特徴の一つとして「スカートめくりのメンタリティ」というのが挙げられます。
好きな女性に好きと伝えられなくて、スカートめくりをして気を引こうとするあの行動ですね。
これは女性はただただドン引きするだけです。
しかし、これを大人になってからもやってしまう非モテ男子が多いです。
モテる男は、「スカートめくりをされて悲しんでいる女性」に対して「お前は馬鹿だな。そんなスカート履いてるからだろ」と言って小馬鹿にしながら優しくフォローするのです。
あなたは「スカートめくり」をしていませんか?
女性が傷つくようなデリカシーのない言葉を自然に発していませんか?
例えば、「女性を小馬鹿にすればいいんだな」と短絡的に考えて、真顔で「君のそういう性格がダメだよ」みたいな指摘をしてりしていませんか?
女性が「ねぇ聞いて、この前こんな事があってね」と何も面白くない話をしてきた時に「その話には興味ないな」という発言をしたりしていませんか?
これは女性を小馬鹿にしているのではなく、ただ単にデリカシーがないだけです。
スカートめくりをして女性を悲しませているのです。
あなたがそうやって女性を悲しませている間に、モテ男は「お前は本当の頭悪いな!あんなのと話すから悲しい思いをするんだろ!こっち来いよ」的な事を言って、あなたにスカートめくり的発言をされて悲しんでいる女性をかっさらって行くのです。
常に自分が余計な事を言っていないか、今から自分が喋ろうとする発言はスカートめくりになっていないかを気にして話すようにすれば、あなたのモテ度はアップするはずです。
女性と何か話すときは、必ず「今、俺が言おうとしたこの言葉は、相手を嫌な気持ちにさせないだろうか」と考えてください。
これを習慣化する事ができれば、「スカートめくりのミス」を事前に防ぐ事ができます。
そしてさらに「言葉を発する前に、その言葉がスカートめくり的な余計な言葉・発言ではないかと考える」事で、話に「間」を持たせる事ができます。
「モテる男は話さない・喋らない」の項目で解説した様に、モテる男は気まずくない沈黙を武器にしてミステリアス感を出します。
自分がこれから言う言葉が女性を傷つけないかを一瞬考える事で、自然とあなたはあまり話せなくなるはずです。
これはそのまま、まさに「モテる男は話さない・喋らない」のモテ男テクニックを実践している事になるのです。
女性と話す時には、常に、「この話、この言葉は相手を傷つけないか」という事を一瞬でいいので考えるクセをつけましょう。
そうすればあなたのモテ力は大きくアップするはずです。