モテ力を簡単にアップさせるために最も楽な方法がスーツコーデです。
本当にファッションに自信がない非モテ男子は、スーツコーデを目指してください。
かくいう私も、非モテから脱出する時にはスーツコーデをまずは極めました。
スーツは、お兄系ファッション以上に「制服」です。
ただしい制服の着方を覚えてしまえば簡単にオシャレになれるのがスーツコーデなのです。
スーツコーデが上達すると、ただ「ファッション的な意味でモテるようになる」だけではありません。
あなたの仕事がスーツ系サラリーマンだったり、時々はスーツを着る仕事であったりするのであれば、スーツコーデを上達させる事で、仕事もうまくいくようになります。
(スーツをしっかりと着こなす事が出来ているかどうかは、あなたの評価にそのままつながります)
そして仕事ができる男性、仕事を一生懸命頑張っている男性は、例外なく女性からのウケが良いのです。
スーツを着こなす時にも、やはり最も重要なのはサイズ感です。
座った時に「パンツ(スラックス)のお尻の部分がビリっと破けなければ良い」というくらいの細身サイズ感を意識するのがモテスーツコーデへの第一歩です。
快適さとオシャレ感は両立しません。
快適さを犠牲にしてでもスマートなスーツスタイルを身に付けるという気持ちでいれば、その非快適な生活が「普通」になります。
「普通」になったらもう「非快適・不快」ではありません。
また、スーツコーデの力をつければ、自然に「お兄系コーデ」もできるようになります。
お兄系コーデは、若者がセレブ感・ゴージャス感を出すためのコーデです。
ですので、フォーマルなスーツスタイルを身につけてしまえば、「スーツスタイルを着崩すだけ」でお兄系コーデになるのです。
カジュアルもお兄系もしっくりこないという非モテ男子は、スーツ系コーデを目指すと良いでしょう。
スーツ選びに関しては、何だって構いません。
これは非モテ男子にとっては少し驚きかもしれませんが、スーツ自体は何だっていいのです。
もちろん、リクルートスーツであっても問題はありません。
確かに高級で高額なスーツであればあるほどオシャレ感は増しますが、金額の高い安いによって変動するモテ度は大きなものではないのです。
スーツコーデで重要なのは小物類です。
以下の小物を揃えてしまえば、どんなスーツであってもオシャレになります。
この10項目は絶対に覚えてください。
スーツにお金をかける必要はありません。
紳士服売り場で普通の(2万円以下くらいの)スーツを買ってきて、あまったお金でこれらの小物を充実させましょう。
それではそれぞれを解説してきましょう。
モテネクタイに関しては、黒・グレー系のネクタイを1本、赤青黄色などの原色系ネクタイを1本持っておけば大丈夫です。
ただし、最優先で学んで欲しいのは、きっちり見えるネクタイの締め方です。
モテ力アップ講座ではネクタイの締め方をお伝えしています。
おしゃれなネクタイやフォーマルなネクタイをしていても、締め方がゆるゆるだったりひん曲がっていたり、結び目の真下のディンプル(くぼみ・えくぼ)があるのかないのかわからない様な締め方だとオシャレ度は下がります。
首元をかっちりと引き締めて、男らしい太い首を強調しましょう。
スーツコーデで使える数少ないアクセサリーの中でモテタイピンはとても重要なポジションです。
タイピンは右手に持ち、ネクタイとYシャツを洗濯バサミで留める様にして差し込みましょう。
タイピンの本来の目的は、ネクタイがぷらぷら遊ぶのを防ぐ事です。
タイピンの色は基本はシルバーですが、非常に小さなアクセサリーですので、冒険的な色使いにチャレンジしても失敗が少ないです。
ゴールド系色や、その他のカラーがあしらわれたものを購入しても構いません。
普通にYシャツを買うと、Yシャツの袖には最初から小さなボタンが付いています。
ボタンが縫い付けられている反対側に、ボタンをかけるための穴がありますが、ボタンが縫い付けられている側にも、同じように謎の穴が空いています。
Yシャツをチェックして下さい。袖の両側に穴が空いているのであれば、それはカフスボタンを使用できるYシャツです。
その場合は、ボタンをすぐに切り取って、カフスボタンを購入してしまうのが良いでしょう。
カフスボタンは100円ショップでも売られていますが、さすがに子供のおもちゃの様な品質です。
せめて数千円のカフスボタンを購入してください。
タイピンと同じく基本はシルバーですが、やはり非常に小さい小物なので、色モノで遊び心を出しても構いません。
ただしその場合は、ネクタイやチーフなどと同系色の色のものにして下さい。
スーツコーデにおいては、ハンカチの事をポケットチーフ、もしくは単にチーフと呼びます。
チーフはジャケット(背広)の胸ポケットに差し込みます。
ビジネスシーンにおいては、きっちりと折り畳んで胸ポケットに差し込む「スクエア」が基本ですが、それ以外の場所では「パフド」と呼ばれる簡単でおしゃれな刺し方が良いでしょう。
パフドは、チーフを「てるてる坊主」の様な形にして頭を膨らませ、そのまま胸ポケットに差し込むだけです。
てるてる坊主の頭がポケットから覗いている感じです。
そしてその頭を少しだけ押し込んで凹ませます。
(正式には別のやり方があるのですが、スーツコーデを初心者にはこのやり方のほうがわかりやすいです)
なお、チーフの色はネクタイと同じ色か、最悪でも同系色にしましょう。
モテ男のベルト選びは非常に簡単です。
まずは、靴の色と合わせるのがおしゃれです。
状況によってはどうしても同じ色のベルトと靴が合わせられない事もあると思いますので、基本的には「黒」をまず購入し、次に「茶」です。
カジュアルショップで売っているような太めのベルトなどはいけません。
必ず紳士服店などで紳士服向けのものを購入してください。
メッシュ(編みこみタイプ)のベルトを使うことで、洒脱な印象を与える事もできますが、それ以外の小物がしっかりコーデされていないと、「高校生」の様な子供っぽいイメージを与えてしまいます。
メッシュのベルトは、モテスーツコーデに慣れてからからチャレンジしてみると良いでしょう。
バックルが大きいモノも当然ですが非モテの象徴となります。
バックルで勝負するのは中学生までです。
モテ男スーツコーデにおける靴下は選びは、黒系色一択だと思ってください。
ショートソックスなど論外です。
紳士用の白いソックスも避けましょう。
田舎から出てきました感が出てしまう可能性があります。
黒系色でチェック柄・格子柄などの靴下もおしゃれではありますが、「メッシュベルト」と同じで、その他の部分が完璧にコーデされていないと「子供っぽさ」が出てしまう可能性が大きいです。
親指の部分に穴が空いてしまったものは、潔く捨てましょう。その潔さも重要なモテ要素です。
縫い直してまだ使い続けるのはおしゃれではありません。
穴が空いたという事は、その靴下の繊維は完全にヤレてしまってメリハリ感が出なくなっている証拠ですから、感謝しつつ捨てて下さい。
モテ男スーツコーデでは、革靴は紐付きの「ウィングチップ」型か「モンクストラップ」型のものをチョイスするのが正解です。
ローファーやスリッポンの様なものは論外です。
完全なビジネスシーンにおいては飾り気のない紐靴で内羽根式の普通の革靴が良いですが、モテ男コーデとなると話は別。
同じひも付きでも、つま先部分にW字型の革が貼り付けられていてデザイン性の高いウィングチップタイプか、あるいは紐なしのモンクストラップ(紐の代わりに太めのベルトと金具が取り付けられているもの)を選んでください。
ベルトが二つあるものをダブルモンクと言います。
ダブルモンクタイプは非常に重厚感があり、ビジネスシーンでも使えますし、スーツスタイルのオフシーンでも使えます。
モテ男はYシャツに関しても真っ白な普通のYシャツは選びません。
非モテ男子がモテスーツコーデを目指す場合のYシャツ選びの正解は、「クレリックシャツ」か「ボタンダウンシャツ」です。
クレリックシャツは、シャツ本体の色は様々ですが(水色や桃色などのパステルカラーが多い)、襟と袖だけは白無地の生地でできているものです。
ボタンダウンシャツは、襟が高めで、襟がボタンで留められるようになっています。
ボタンダウンシャツの起源はスポーツ乗馬用シャツですので、かっちりとしたビジネスシーンでは着用すべきものではないのですが、最近の若いビジネスマンには大人気です。
襟が高く、襟の裏側にデザインを入れられるので、ネクタイを外した時に大変オシャレに見えるのです。
ただ、女性によってはボタンダウンは無駄にイカつくて嫌だという人も多いので、あなたの雰囲気に合わせて易しめでスマートな印象のクレリックが、重厚で少しやんちゃな印象があるボタンダウンかを選んでください。
モテ男は、見えないところにも気を遣います。
Yシャツを着てネクタイを締めているのですから、ネックレスやペンダントをつけていても意味がない、というのが非モテ思考。
あなたが今日出会った女性とそのままホテルに行ってオトナの遊びをする可能性もゼロではないのですから、「諸事情によりYシャツを脱いだ時」の事も考えておきましょう。
もちろん、あからさまにネクタイを外し、胸元をガバっと開いて「実はYシャツの下にネックレスしてるんだぜ」とこれみよがしにアピールするのは田舎者です。
ネクタイを締めるわけですから、大きめのアクセサリーは避けるべきです。
細いネックレスや小さなペンダントを選びましょう。
このネックレスやペンダントは安物でOKです。
その他の小物をしっかりコーデしておく事で、その安物ネックレスも高級に見えるのです。
汗をかいて首が痒くなるかも知れませんが、ちょっと違和感があるくらいなら我慢しましょう。
おしゃれと機能性は両立しないという事を体に覚えさせましょう。
腕時計はそれなりのものを購入しましょう。
最低でも2万円以上の、ある程度有名なブランド・メーカーのものを購入しましょう。
もちろん新品未使用である必要はありません。
中古で十分です。
腕時計に関しては、やはり高額なものであればあるほど、モテ度はアップします。
高額な腕時計はムーブメント(時計の中身)がしっかり作りこまれているので、ホームセンターで売っている1980円の腕時計と比べるとその重さが圧倒的に違います。
セイコーやシチズンなどの日本メーカーはやめておきましょう。
なぜかというと「女性にはその超ハイレベルな品質がわからないから」です。
できればしっかりとした腕時計(数十万円)を購入できればベストです。
それが難しければ、例えばエンポリオアルマーニなどの「有名だけどそこまで高くない(2万円前後で買える)」腕時計を購入してみましょう。