モテる男は口臭に気を使っています。

毎朝毎晩の歯磨きはもちろん、ミンティアやフリスクなどの口臭予防商品を常に携帯して、暇な時に時々口に放り込むのです。

それを「自然な所作（動き・立ち振る舞い）」としてやってのけるからカッコいいのです。

モテ男は日頃からこの動きを繰り返しています。

1. カバンからフリスクを何気なく出す。
   
2. パッと蓋をスライドさせて１，２粒出す。
   
3. 隣にいる女性に「いる？」と聞く。
   
4. 女性が欲しがった場合はスマートに１，２粒渡す。
   
5. 慣れた手つきで自分の口に放り込む。
   

この動きが自然である事が重要です。

まさに「動き」というよりも「所作（礼儀正しい身のこなし・立ち振る舞い）」と言った方が良いでしょう。

しかしモテる男はそれだけに留まりません。

モテる男は口臭には大きく分けると２通りのタイプがある事をわかっています。

一つは純粋に口の中が臭う口臭、もう一つは、胃から来る口臭です。

また、フリスクやミンティアが「気休め」にしか過ぎない事も知っています。

フリスクやミンティアは、単なる「お菓子」であって、口臭予防の効果は製品説明には記述されていません。

ブレスケアは口臭予防商品です。

それもわかった上で、ミンティアやフリスクを有効に活用しながら、なおかつ根源的な口臭予防にも気を遣っているのが、モテ男なのです。

純粋に口の中が臭い場合は、歯磨きである程度は口臭を緩和させる事ができます。

しかし、歯磨きをしても匂いが無くならないという場合は、２つの可能性を考えましょう。

一つは「胃から来る口臭である可能性」、もう一つは「舌の粘膜が病的で臭いという可能性」です。

胃から来る口臭に関しては次項で説明しますので、ここでは「舌が臭い」というケースについて考えてみましょう。

舌には小さなつぶつぶが生えており、その上にコケのような汚れが多かれ少なかれ付着しています。

これを舌苔（ぜったい）と呼びますが、ここに汚れが溜まって匂いの元となるケースが多いのです。

食事の汚れはもちろんですが、タバコのヤニもここにこびりつきます。

タバコを吸う方は、舌苔にヤニがくっついていると思った方が良いでしょう。

これが口臭の原因となっている事も多いのです。

歯を磨いても、下まで磨くという方は少ないのではないかと思います。

ですので、歯を磨いても口臭が強い場合は、舌苔をクリーニングするのが非常におすすめです。

歯磨き中にそのまま歯磨きで舌を磨くと、舌の粘膜までがこそぎ取られてしまい、逆に舌が乾きやすくなってさらに口臭がきつくなるというケースもあるようです。

口内の乾燥は、口臭の最大の原因とも言えます。

朝起きた時には、ほとんどの人の口臭が日中活動時よりも強くなっています。

それは口内が乾燥しているからです。

舌を磨く時には、歯磨きのついででも良いので、歯ブラシでそっと何回か優しくなでるように磨くのが良いでしょう。

歯ブラシでごしごし舌を磨いてはいけません。

ごしごし磨くと舌の表面が傷つきます。

目には見えないレベルでぼろぼろになってささくれ立ってしまうのです。

その舌の傷ついたささくれや傷跡の部分にさらに汚れが付着しやすくなります。

モテ男は常に繊細さ、丁寧さを追求します。

モテたいなら、ただの舌磨きだからと言って適当にごしごしこすってはいけないのです。

歯磨き粉には研磨剤が入っているので、これが舌を傷つける原因になります。

ですので、水、あるいはお湯などを軽く口に含んで、そっと優しくなでる程度で十分です。

歯磨きの終わりに、口ゆすぐついでにやってしまうのが良いでしょう。

そしてこれを習慣化していけば良いのです。

最近は舌を磨くための歯ブラシならぬ「舌ブラシ」がドラッグストアなどでも売っています。

タンスクレーパーなどの商品名で販売されている事もありますので、試してみましょう。

歯を磨いてもダメ、舌を洗ってもダメ、口の内外をいくらケアしても口臭がおさまらないという場合は、胃から来る口臭の可能性があります。

もともと胃腸が弱かったり、胃腸に疾患がある場合は、病院で見てもらうのが早いです。

しかしそういうわけでもないという場合は、食生活を改善すれば口臭も弱まる可能性があります。

食生活を改善する事は、そのままダイエットにもつながりますから、口臭予防とダイエット効果で一石二鳥です。

非常に簡単な事ですので、ぜひチャレンジしてみてください。