モテ男の車と非モテの車を考える前に、「女性は男性の車に興味がない」という原則的事実を覚えておきましょう。
非モテ男子は車にお金をかけて車を改造したりドレスアップしたりして女性に対して自慢する傾向がありますが、女性にとって男性の車は戦車みたいなものです。
車好きな女性を除いて「大きいか小さいか」「四角いか丸いか」くらいの違いしかわからないと思っておきましょう。
非モテ男子が女性に対して車のスペックを自慢するのは、戦車のスペックを説明しているのとさほど変わりませんので注意してください。
女性にとって車は「快適で素敵な雰囲気のある乗り物」であれば原則としては問題ありません。
ですので、特に外装(塗装・エアロ・ホイール)などにはあまり興味がないのです。
逆にエアロパーツ等で車をドレスアップするのは、男性からすればカッコイイ感じに見えるのですが、女性から見た場合は「ゴテゴテ感」があって「素敵」な雰囲気ではなくなるのです。
非モテ男子が車にお金をかける場合はこの点に注意して、外装よりも内装にお金をかけましょう。
しかし、モテ男の車は外装がドレスアップされている事が多いですよね。
にも関わらずモテるのは、モテ男は女性に対して車の話などはしないからです。
モテ男は車の話よりももっと女性を楽しませる話題をたくさん知っています。
モテ男は、女性を意識してモテる為に車をドレスアップしているのではないのです。
モテ男は何を意識して車をドレスアップしているのかというと「男性」を意識しています。
他の男性からナメられたくない、馬鹿にされたくないのでドレスアップしています。
他の男性との戦いの一環として車にお金をかけているのです。
そのスタンスが、非モテとモテ男の違いです。
モテたくて車にお金をかけている非モテ男子の考えは、微妙に女性に伝わってします。
自分自身に自信がない事が伝わってしまう事があるので注意しましょう。
車は男にとって「鎧」の様なものです。
自分に自信がないほど、「自分の自信のなさをカバーするためのドレスアップ」になってしまいます。
しかしその感覚はモテの障害になってしまいます。
モテたいのであれば「女性の事を考える」という事が重要です。
車内の匂いはどうでしょうか?エアロを購入する前に、車内の男臭さを修正しましょう。
香り付きの紙(敢えて「香り付きの紙」という表現をします)をぶら下げるだけで良いと思っていませんか?
葉っぱの形をした香り付きの紙をバックミラーからぶら下げて車内の男臭さが消えるでしょうか?
そんな安っぽい事をするのではなく、カーメンテナンスの専門店に行ってしっかりと車内クリーニングを頼みましょう。匂いの元を絶たなければ車内は何度でも臭い匂いに逆戻りです。
エアコンは快適でしょうか?
夏真っ盛りの車デートで、「微妙に冷たいかな」程度の冷風が弱々しく出るだけのエアコンでは女性のテンションははガタ落ちです。モテるわけがありません。
ドリンクホルダーは綺麗でしょうか?
こぼしたコーヒーがカピカピに乾いて悪臭の原因になっていませんか?
タイヤは正常でしょうか?
無理にインチアップして、曲がるときにインナーフェンダーとタイヤが接触して不快な異音を立てていませんか?
都会の夜景デートでカーブや交差点を曲がるたびに「ギギギギギ」という音がしていたらせっかくの雰囲気が台無しになってしまいます。
そんな状態であれば普通のタイヤサイズ・ホイールサイズに戻しましょう。
サスペンションやショックアブソーバーの硬さも同じことです。
このように、「女性の事を考えたドレスアップ」をしてください。
そうすればきっと女性は「もう一度この車に乗りたいなぁ」と思うはずです。
「もう二度とこんな車には乗りたくない」と思われたら、モテる事は出来ません。
モテ男の車内はラグジュアリーで快適な個室空間です。
ですのであなたも自分の車の車内を「高級インターネットカフェの個室」の様な感じにコーディネートしなければなりません。
それができないのであればまだノーマルの方がマシといっても過言ではありません。
非モテ男子が注意すべき「車内ラグジュアリー化のポイント」を解説します。
自分好みの車ではなく、女性ウケする車を作りましょう。
モテ車にはシガーソケットから電源を取るタイプのスマホの充電コードがしっかり完備されています。
(やや高級車だと純正で最初から充電できる仕様になっています)
iPhoneでもそれ以外のスマホでも充電できるように2種類の充電コードを完備しておく事で、快適でラグジーな空間を演出できます。
モテ車のドリンクホルダーはどんなサイズのドリンクにも対応できるようなしっかりとした作りのものが完備されています。
ドライブデートではドリンクホルダーは必至アイテムです。
最初から車についている純正のドリンクホルダーだけでは足りません。
女子は様々なおいしいドリンクを同時に飲みたくなる時もあるのです。
スマホ充電器、後付けナビ、ETCの配線がごちゃごちゃではラグジーな空間は演出できません。
車の外装にお金をかけるくらいなら、しっかりと内装にお金をかけましょう。
配線類は車屋さんに頼んで内装パネルの裏側に入れ込んでもらい、見えないようにするのがおしゃれなモテ車です。
せっかくのドライブデートです。良い香りのする清潔感ある車の中でキスのひとつくらいはしたいと思うのが女性です。
そんな時、車のリアガラスとリアドアガラスが遮蔽されていなければ恥ずかしくてキスもできません。
スモークフィルムや車内用黒カーテンを使って「イイ雰囲気」を出せるようにしましょう。
モテる男は女性への気遣いがマメです。
ひざ掛けの様な清潔なタオルケットが後部座席にさりげなく置いてあったり、ちょっとしたクッションが置いてあったりするのがモテ男の社内です。
ウェットテッシュなどの可愛らしいアメニティセットもグローブボックスの中に忍ばせておきましょう。
夜間ドライブで、助手席の女性が車内でものを落とした時に、さっとグローブボックスから小さなペンライトを取り出し点灯させてあげれば、女性はとても嬉しい気持ちになるとともに「気遣いができる男性は素敵だ」とあなたへの評価を高める事になるでしょう。
ちょっとした遊びグッズとしても面白いです。
荒い運転をするのは絶対にやめましょう。
頭がぶっとんでる女性でもない限り、荒い運転をしている男性を「カッコいい」と思う事はありません。
二車線の道路を鬼スラロームで追い越していくのも良くありません。
女性は落ち着いた運転の中で会話と雰囲気を楽しみながらドライブをしたいのです。
非モテ脱出を狙うあなたにとって重要なのは、煽ってきたハイエースと戦う事ではありません。
女性を気持ちよくさせる事こそが重要です。
法定速度をしっかりと守り、危ない運転をする車がいても「あいつ危ないねー」と笑顔で助手席の女性に話しかけながら怒りを鎮めましょう。
君子危うきに近寄らず、Rich man has enough time,poor man has no time.です。
心に余裕があるお金持ちの男性は十分な時間がありますから法定速度で安全運転、
心に余裕がなく貧乏暇なしの底辺男子は常に忙しいですからハイスピードで乱暴な運転です。
女性を喜ばせる運転を心がけましょう。